皆さんあけましておめでとうございます。
新年一発目のジャンプがやって参りました。
今週はとても濃厚な話でしたね。
それでは早速参りましょう。
決着
第1036話”武士道と云うは死ぬことと見つけたり”
前回はゾロがキングを斬り伏せた所で終了しましたが、今週はその続きからです。
キングは薄れゆく意識の中でかつてのカイドウとの記憶を回想します。
パンクハザードでカイドウについて行ったキングはカイドウこそがジョイボーイだと言います。
しかし、カイドウ、そしてキングの反応を見るにカイドウの思想はジョイボーイのそれとは違うようですね。
ジョイボーイの話もキングからしたようですし、ルナーリア族とジョイボーイの間には何か繋がりがありそうです。
ジョイボーイはルナーリア族に伝わる伝説といったところでしょうか?
そして、キングはカイドウとある約束をします。
おれも敗けねェ あんたを「海賊王」にする!!
そして同時にゾロもミホークに敗北した際のルフィとの約束を思い出しています。
ここに来て世界最強の男のNo.2が、最高の右腕だったっていうのがたまらなく激アツですね!
そして、それを主人公の右腕であるゾロと対比させ、同じことを言わせるっていうのがまた最高です。
そしてゾロは“地獄の王”になる事を決意しました。
やっぱりゾロは異名が変わるんですかね?
閻王 ロロノア・ゾロ
とかですかねー?
こうなると海賊王の右腕である冥王レイリーとの繋がりが感じられますね。
冥王というのも言ってしまえば地獄の王です。
ゾロこそ時期海賊王の右腕となる男!
そして、鬼ヶ島に戻るために、地味に空狸槍を使ってますね(笑)
右脳塔 ドーム外の戦い――― 勝者 ゾロ
怪物
ゾロ対キングの戦いはメアリーズによって監視されており、キングの敗北が伝わります。
CP0は全員ロビン捕縛に向かったのかと思いましたが、一人残って盤上ゲームに勤しんでいたようです(笑)
CP0にキングの敗北を伝えたメアリーズはキングの事を呼び捨てで呼んでますが、いいんですかね?(笑)
彼女は着物を着ていますし、オロチの部下なのでしょうか。
そして、このCP0も言ってるように、幹部連中は軒並み倒したとはいえ、まだ怪物が2匹残っています。
ルフィもキッドもローも決して許しはしないでしょうが、仮に今戦える人間全てとこの二人が戦ったとしても、勝てるビジョンが明確には見えないです。
マムもまだまだ元気ですね。
わかる人にしか伝わらないと思いますが、このマムの目の光り方が、史上最強の弟子ケンイチというマンガに出てくる師匠連中を思い起こしました(笑)
もう1つの戦い
と、ここで状況整理の時間です。
カイドウの焔雲の力で飛んでる鬼ヶ島ですが、もしカイドウがルフィに敗れた場合、その焔雲は消えてしまい、鬼ヶ島は花の都へと落下してしまいます。
それを阻止せんと戦ってるのが大人になったモモの助ですね。
モモの助は焔雲を上手く出せないので、今はカイドウの焔雲を掴んで引っ張っています。
ここで気づいたのですが、カイドウは焔雲で鬼ヶ島を引っ張りながらルフィと戦っているんですよね。
つまり、ある意味ではルフィ&モモの助VSカイドウという構図とも捉えられますね。
2対1だったのはマムだけじゃなかったってわけです。
そして、更にもう1つの戦いが。
カン十郎が最後に残した燃える怨念火前坊が、鬼ヶ島を爆発させようと地下の武器庫へと向かっています。
それを追うのはヤマトとフーガ。
武器庫の前にはナンバーズの六鬼が待ち構えております。
それをフーガが取り押さえ、ヤマトは地下武器庫へと向かっていきました。
それにしても、ようやくナンバーズが全員出揃いました。
六鬼が出る前に一二三が出てしまったので、六鬼は登場しないのではないかとか、鬼ヶ島入口のルフィが倒したデカいヤツが実は六鬼だったのではないかとか色々言われてましたが、無事に出てきてくれて良かったです。
六鬼はなんか謎の可愛さがありますよね。
デザインだけ見れば決して可愛いデザインとは呼べないのですが…
生きることと見つけたり
舞台は変わって屋根裏へ。
無事にお菊と錦えもんの元へたどり着いたウソップですが、百獣海賊団に囲まれてしまっています。
必死で二人を守るウソップですが、肝心のお菊と錦えもんは自分はもう助からないから助けなくてもいいと言っておりますね。
そこでウソップはブチ切れ、生への執着を語りました。
今まで見苦しく見苦しく戦い続けたウソップですが、彼が語るからこそより説得力がうまれます。
そこがウソップのかっこいい所でもあるんですけどね!
それに、確かに侍の死を恐れぬ武士道はカッコイイですが、今回の彼らの命の投げ出し方は過去のおでんのソレとは違いましたから。
もちろんカイドウを討つことが目的の討ち入りなのですが、どこかで死ぬための理由作りにもなってしまっていたんですよね。
おでんの死とカン十郎の裏切りから彼等の心は知らず知らずのうちに蝕まれていたのでしょう。
そして、この窮地に駆けつけてくれたのが白ひげ海賊団16番隊隊長のイゾウです。
彼も元々はおでんの家臣の侍でしたが、お菊達に生きろと投げかけます。
彼もまた海に出た事で様々な体験をし、彼なりの思想ができたはずです。
生にしがみついてきたものと、世界を見て回った侍の二人からの生きろという投げかけは彼らにも届いたのではないでしょうか。
そして、上半身おはだけしたイゾウの背中には光月の家紋が。
彼ももちろん侍ですから、彼の武士道を見せてくれる事でしょう。
忍VS忍
舞台は変わって城内3階へ。
雷ぞうと福ロクジュの激しい忍術合戦が繰り広げられ…てませんでした。
なんと、お互いに金縛りの術をかけ合って身動きが取れなくなっています。
やはりTwitter上でも忍術合戦を期待している声が大きかったですし、僕もその一人でした。
しかし、ちゃんと雷ぞうVS福ロクジュがこうなるというヒントは随分前から描かれていたのです。
皆さん、今すぐコミックスの14巻と15巻をご覧ください。
そこの袖コメントで尾田さんは自身の小学生の頃の体験を話されているのですが、その話がなんと忍者を見たという内容なのです。
その中にはもちろん金縛りの術についての記述もあります。
また、ここに記載されている忍者の「かーっ」という叫びも雷ぞうにしっかり受け継がれてますしね。
2 巻にも渡って書かれたエピソードなので、余程記憶に残ったのでしょう。
つまり、雷ぞうVS福ロクジュがこうなるのは必然だったというわけですね。
なので、来週は雷ぞうが福ロクジュの心臓をとめて勝ちます(暴論)
小紫の戦い
再び場所は変わって2階の宝物殿へ。
そこでは何故かオロチと一緒に、死んだはずの小紫がいます。
オロチはそわそわしながらもデレデレしています。
そんなオロチは小紫に自分の好きな曲を演奏するようにリクエストします。
このタイミングで演奏するとするなら、やはり月姫でしょうか?
月姫は元々日和が幼い頃におでんの前で弾き、おれの葬式で弾いてくれと言われた曲です。
おでんは釜茹での刑によって処刑されてしまい、そのまま光月家は散り散りになったので、当然日和はおでんの葬式で月姫を演奏しておりません。
もしかしたら日和は、オロチを殺しておでんの葬式の殉葬にするつもりではないのでしょうか?
かつて、自身の葬式で康イエが殉葬として処刑されたように…
時代を分ける数分
またまた舞台は変わって地下2階へ。
アプーと一美が逃げております。
って、え~~~っ!?
お前、ドレークと共闘してたやん!!
まさかの裏切りです。
いや、こいつの場合まさかでもないんだけど、まだ裏切るとは…
あまりにも清々しい裏切りっぷりに、一周まわってなんか好きになってきました(笑)
お菊や錦えもんにも、この生への執着を少しは見習って欲しいものです。
しかも、三鬼にはすまんと謝っているのに、ドレークに対してはあばよですからね。
そんなドレークはCP0にやられて生死不明です。
いや、さすがに死んでないよね…?
先日、アニワンにてホーキンスが占っていた明日まで生きていられる確率が1%の男がドレークだと明かされましたが、ここにきて現実味を帯びてきましたね。
でも、鉄の試練の生存率が0%だったことを思えば、1%って余裕に思えてくるから不思議です(笑)
そして、CP0は味方と通信をしております。
もし万が一、新世代が勝ってしまうような事があれば世界中で起きている事件に追い風を与える事になるとの事ですが、一体外では何が起きているのでしょうか?
分かってるのはサボがヤバそうなのと、アラバスタ絡みの事件と、死亡事件、七武海の完全撤廃辺りですが…
でもこの口ぶりだと世界中で起きているとの事なので、もっと大変な事になってるんですかね?
それもおそらく政府に都合が悪い展開で。
何はともあれ、今後の世界情勢が描かれるのが楽しみですね!
そして最後はルフィVSカイドウです。
新技“怪鳥銃”も炸裂し、しっかりカイドウにダメージが入っています。
すっかり楽しそうな両者が笑い合い、今週は終了です。
まとめ
はい、というわけで第1036話”武士道と云うは死ぬことと見つけたり”の感想記事いかがでしたでしょうか?
今週は新年一発目ということで、いつも以上にたくさんの場面が描かれましたね。
残る敵もあとわずかですし、今年中にワノ国編は終了するのでしょうか?
でも、ビッグ・マムだけは全然倒せる気がしない(笑)
さて、今週も合併号だったので、来週はジャンプ自体がおやすみで、続きは2週間後となります。
おそらく次号ではジェルマの扉絵連載の2話目が掲載されるはずで、同時にタイトルも判明するはずです。
そちらも楽しみですね。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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