【ワノ国編考察】モモの助の能力はなぜ失敗作なのか

考察

皆様こんにちは。

今日はモモの助の食べた人口悪魔の実が何故失敗作と呼ばれているのか、それについて考察していきたいと思います。

今回は4つの説を考えてみました。

それでは早速参りましょう。

自分の意思で変身できない説

まずは1つ目、自分の意思では変身できない説です。

まずは、これまでのモモの助の変身を振り返ってみましょう

①初めて悪魔の実を食べた時、龍へ

②パンクハザードで錦えもんと再開した時、人へ

③ドレスローザへの航海中、カイドウの名前を聞いた時、龍へ

④ドレスローザへの航海中、船内にて人へ(ロビンとお風呂)

⑤翌日、ドフラミンゴとの電話の時、龍へ

⑥ドレスローザ到着時、ナミに抱かれて人へ

⑦ドフラミンゴがサニー号を襲撃した時、龍へ

⑧サンジがサニー号に到着時、人へ

⑨ドフラミンゴから逃げた後、ドフラミンゴのことを改めて思い出した時、龍へ

⑩ルフィ達との電話の時、人へ(細かなタイミングは不明)

⑪ビッグ・マム海賊団襲撃時、龍へ

⑫ゾウ到着時、人へ(細かなタイミングは不明)

⑬モコモ公国襲撃の跡を見た時、龍へ

⑭錦えもん、カン十郎と再会時、人へ(細かなタイミングは不明)

⑮おでん城にてカイドウを見た時、龍へ

⑯カイドウが去って、人へ

⑰海岸に打ち上げられたマムを見て、龍へ

⑱お鶴のお店で、人へ(細かなタイミングは不明)

⑲マムが兎丼に殴り込んだ時、龍へ

⑳兎丼の騒動が収まって、人へ

㉑天羽々斬を見て、龍へ

㉒ゾロとの修行中、人へ(細かなタイミングは不明)

㉓鬼ヶ島のヤマトの服の中で自分を責めて、龍へ

㉔その後、心が落ち着いて、人へ

ここまでが現在判明している分です。

抜けがあったらすみません。

さて、1008話でのモモの助の話では「おどろいたり悲しむたびに”りゅう”になっておった」とのこと。

つまり、少なくとも自分の意思で能力をコントロールすることはできていないというわけですね。

上記の変身歴とモモの助の発言を見るに、マイナスの感情を持った時に龍となり、それが落ち着けば戻れるといった感じになるでしょうか。

問題は、これがモモの助が未熟ゆえなのか、失敗作だからなのかという事です。

同じく1008話で「だいぶせいぎょできるようになった」とモモの助は言っています。

正直、この発言のせいで、この説はだいぶ薄くなったなと思います(この記事の書き始めは1007話のあとなので、筆が遅すぎますね…)。

単純に見れば、能力の制御ができるようになったと捉えられるのかもしれませんが、モモの助が感情の制御ができるようになったという可能性もあるかと思います。

実際、カン十郎に捕まった時や、磔にされた時なども恐怖は持ちつつも、それに打ち勝つ場面が見られました。

ただ、カクやサボのような戦闘のエキスパートでさえ、実を食べたばかりの頃は能力の扱いに戸惑ってましたし、何よりルフィは子供の頃に食べたので、能力をちゃんと扱えるようになるのに時間がかかってました。

モモの助も悪魔の実を食べて、まだ2ヶ月と経ってません。

そう考えると、やはり変身ができないのはモモの助が未熟だからなのかもしれませんね。

青くない説

はい、2つ目はちょっとギャグ的な考察ですが、青龍なのに青くないから失敗説です。

これはシンプルですね。

モモの助はウオウオの実モデル青龍を元にした人造悪魔の実を食べたと思われますが、身体はピンク色ですね。

そして、ベガパンクは思ったのです。

青くない青龍なんて、青龍じゃない!失敗だ!

ベガパンクが完璧主義者なのだとしたら、有り得るかもしれません……

さて、次行きましょか…

人獣型になれない説

はい、3つ目はこれまたシンプル、人獣型になれない説です。

1つ目の所に書いたモモの助の変身を見ると、人型と獣型しか変身をしていません。

また、カクがゾロとの戦いで最初に人獣型になろうとした時は獣型になってしまい、その際に「”人獣型”で止めるつもりが… キリンになってしもうた!!」と発言しております。

この発言から見るに、獣型は人獣型の延長にある、もしくは人獣型は獣型との間にあると思われます。

おそらくは、感覚的には人型と獣型を行き来するには、一度人獣型を経由してるのではないでしょうか。

となると、モモの助も感情の起伏によっては人獣型になる程度の心境もあったのではと思うのですが、あくまで獣型にしかなりません。

つまり、モモの助は人獣型にはなれない可能性があるということではないでしょうか?

もちろん、あくまで可能性の話です。

これに関しては、そもそもモモの助が能力を制御出来ていないので、何とも言えないところもあります。

本人に悪影響を及ぼす説

最後は本人に悪影響を及ぼす説です。

第1007話でCP0の人がパンクハザードの人工悪魔の実について話していました。

パンクハザードの人工悪魔の実が失われていない可能性について憂慮してましたが、しかし、こうも言っていました。

「失敗作」でよかったと つくづく思っただけだ

何か少し含みのある言い方ですよね。

単純に見ればモモの助の食べた実が失敗作だというのを読者に示唆する描写のように思えますが…

少なくとも、敵に奪われても問題なさそうな印象は受けますね。

単純に能力が弱いからという理由も考えられますが、ここの一番のポイントは、政府は失敗作でも寄越すように要請したけど、それをベガパンクが拒否してるんですよね。

つまり、少なくとも政府が欲しがる性能はありそうですね。

そして、ベガパンクはバルジモアの人達の話や、政府関係者の話から察するに、おそらくは良い人だと思われます。

そこから推測するに、この“失敗作”には自身を強化するには申し分ない代わりに、本人に何かしらの悪影響があるのではないのでしょうか?

だからこそ、ベガパンクは渡そうとしなかったのではないでしょうか?

ちょっと飛躍してるかもしれませんが、個人的にはこれが一番可能性があるのかなと思います。

では、どんな悪影響があるかというと、まず考えられるのは本人の命に関わる事です。

ただ、モモの助はワノ国編での最重要人物と言っても過言ではないので、ちょっとこれは薄いかなと思います。

もう一つ考えられるのは、能力の暴走です。

第1008話でモモの助がカイドウのようになれればいくらか皆の役に立つと言ってます。

しかし、今のモモの助には当然そのような力はありません。

ですが、能力の暴走によって自身の力を超える力を発揮出来たらどうでしょうか?

モモの助本人にもダメージがあるかもしれませんが、それでモモの助が活躍するシーンがあるかもしれません。

更に言うと、最初は暴走しながらも途中で気力で制御出来るようになって、オロチを討つなり、鬼ヶ島の落下を止めるなりしないでしょうか。

まあ、これは単に僕が見たいというだけの願望ですが(笑)

ちなみに、このCP0の発言からはもう一つ予測している展開があるので、それはまた別の記事で書こうと思います。

まとめ

はい、という訳でモモの助の能力が失敗作の理由はいかがでしたでしょうか?

これに関しては色々考えることができると思いますが、恐らく今後の展開の大きなカギの一つになることでしょう。

そして、CP0はどこまで物語に絡んでくるのでしょうか…?

今後の展開に要注目です!

それでは次の記事でお会いしましょう。

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