【ALI PROJECT】Dilettante NET主催 アリプロソングランキング2022 人気アルバムランキング【第41位~16位】

その他

皆さんこんにちは。

はじめましての方ははじめまして。

今日はいつものワンピースブログではなく、僕の大好きなアーティストであるALI PROJECTに関する記事になります。

ちょっと最近ブログを書く気力が失われつつあるので、気分転換というかリハビリというか、とにかく一度ワンピースから離れてみようという考えです。

さて、先日アリプロの非公式ファンサイトであるDilettante NET様にて、毎年恒例のイベントであるアリプロソングランキング2022が開催され、大いに盛り上がりました。

アリプロソングランキングとは簡単に説明しますと、ファンたちが自分の好きな楽曲に一人12曲まで投票でき、それらの合計点で楽曲に順位をつけて楽しもうという非公式の人気投票企画です。

なんと2005年から毎年行われており、今回で第19回目になるという非常に歴史ある企画となっています。

かくいう自分も2009年から参加しており、最近はあまり参加できていなかったものの、今年はしっかり投票しました。

そして、結果発表の生放送を聞きながら、ふと思いました。

一番人気曲が多いアルバムはどれだろう?と

というわけで、各アルバムごとに楽曲の順位とポイントをまとめ、それらを勝手にランキング化しました。

非常に長いので記事を2回にわけていきたいと思います。

今回は41位~16位を見ていきましょう。

先に上位が見たい方はこちらからどうぞ。

ちなみに、アリプロ全然わかんないよって方は今回のランキングで見事1位になった聖少女領域のリンクを貼っておくので、まずはそちらを聞いてみてくださいね。

聖少女領域

ルール説明

始める前に、順位をつけるにあたって集計方法や順位付けの基準などを説明したいと思います。

そんなんどうでもいいから早く結果が知りたい!という方は読み飛ばしてもらって全然結構です。

・順位付けの基準

アルバムごとに順位付けをするにあたり基準となる点ですが、今回は楽曲の順位と獲得ポイントの両方を参照し、順位をつけさせてもらいました。

最初は、本家同様にポイントのみ参照し、各アルバムごとに獲得ポイントの平均を出して順位を決めたのですが、上位の楽曲の獲得ポイントと、中位、下位の楽曲ポイントに差があり過ぎたため、上位曲が1曲あれば他の曲が点数低くても人気アルバムとなってしまいました。

かといって順位で平均をとってみたら、今度は下位曲の多さで順位が決まってしまいます。

というわけで、順位平均とポイント平均両方の順位をポイントとして合算し、それを基に順位をつけさせてもらいました。

順位紹介の際には順位平均とポイント平均両方の順位も合わせて紹介しますので、そちらもお楽しみに。

・ポイント集計方法

本家ランキングでは同ポイントでもコメントの有無だったり、投票人数によって順位が違います。

例えば5点獲得の楽曲は133位の四神獣飼殺しから105位の熱帯性植物園まで10段階も分かれています。

なんとかこの差も反映したいと思った結果、同ポイントでも順位が上がるたびに+0.1点とさせていただきました。

133位の四神獣飼殺しは5点、128位の月光夜は5.1点、125位の少女忌恋歌は5.2点…といった具合です。

そうすると105位の熱帯性植物園は5.9点となり、実質6点なのですが、そこはご了承ください。

・バージョン違いの楽曲に関して

アリプロには同じ楽曲でもストリングスアレンジ等の別バージョンがある楽曲があります。

それらに関しては本家ランキングが別アレンジも同一としてカウントしてるので、それに準じます。

本当はアレンジによって順位は大きく変わってきちゃうと思いますが、こればかりはどうしようもないので…

そのため、とあるアルバムがとんでもないことになってしまいました。

・インスト楽曲について

アリプロのアルバムにはインスト曲(歌が無い曲)が入っていることが多いですが、本家が除外しているため、こちらも除外して計算しております。

・限定曲

最近のアリプロには通常版にしか入ってない楽曲というのもあります。

これらの曲はそのアルバムの収録曲としてみなしています。

・殿堂入り曲

アリプロソングランキングには殿堂入りというシステムがあります。

それは累計で3回1位となった楽曲は殿堂入りとし、以降のランキングには入ってこないという物です。

現在殿堂入りとなっている曲は2008年~2010年1位の亡國覚醒カタルシス、2011年~2013年1位の愛と誠、2014年~2016年1位のリュウコウセカイの3曲となります。

これらの楽曲の扱いについてですが、2022年1位の聖少女領域と同じ、順位は1位でポイントは66点として計算させていただきます。

当時のポイントを参照するのも考えましたが、亡國覚醒カタルシスの頃はアリプロ人気全盛期だったので得点も400点越えとかだったので…

・2枚組CDに関して

現在、アリプロには快恠奇奇、血と蜜、愛と誠の3枚のアルバムが2枚組のベストアルバムとなっています。

これらの扱いについてですが、快恠奇奇は2枚合わせて一つの作品、血と蜜Gothic LolitaGothic Horrorで別扱い、愛と誠YAMATOLOVE×××で別扱いとさせていただいています。

これに関しては完全に僕の趣味で決めさせてもらいました。

だって、血と蜜愛と誠は1枚目と2枚目で系統が全く違うから、それぞれどれぐらいの順位なのか見たかったんだもん。

快恠奇奇が2枚分かれていたら、血と蜜愛と誠が合算されていたらどうなっていたかというのはその項目で話すので許してください。

以上となります。

これらを踏まえて順位付けを行いました。

それではお待ちかねのランキング発表とまいりましょう。

第41位 第40位

第41位 Violetta Operetta

第40位 汎新日本主義

というわけで2015年発売の8thストリングスアルバムVioletta Operetta41位、2010年発売の11thアルバム汎新日本主義40位という結果になりました。

コメントの前に表の見方を説明します。

曲名の横の順位とポイントは今回のアリラン2022での順位とポイントになります。

一番上のアルバムタイトルの横はアルバム曲全体の平均順位と平均ポイントです。

赤文字の曲は100位以内の曲で、青文字の曲は今回ポイントが入らず圏外となった曲です。

太字の曲はそのアルバムで一番順位が高かった曲になります。

さて、それではコメントに移ります。

まずはVioletta Operettaから。

Violetta Operetta平均順位、平均ポイント共に41位であり、まごうことなき最下位となってしまいました。

まあ、ストリングスアルバムは人気がそもそも低いですからねえ…

なんとなくこれが最下位というのは予想はついていました…

アリプロはどうしてもインパクトの強くて疾走感もある黒アリ曲が人気ですからね。

さっき久しぶりにアルバムを通して聞きましたが、とても聞き心地の良い素敵なアルバムでした。

なんか疲れたなあ、落ち着いた気持ちになりたいなあというときに最適だと思います。

ちなみに、100位以内に入った曲が一つもないアルバムはこれだけです。

一番順位の高い少女忌恋歌はストリングスアレンジ版となっており、原曲は幻想庭園に収録されています。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はTico Tico no Fubaです。

これもカバー曲ですが、テンポが速く、歌詞も可愛らしくて素敵です。

続いて汎新日本主義

平均順位39位、平均ポイント40位です。

これは結構意外でした。

アルバム発売当初は、ついにアリプロが日本をテーマにアルバムを出すとのことで結構盛り上がっていたし、アリプロ自身もかなり気合をいれて作っていた印象があります。

まあ、その分かなり濃厚なアルバムになっているから、聞く方も気合入れないといけないっていうのはあるかも…

あとは、どの曲も良い分、このアルバムはこの曲!みたいなのが無いのも要因かも。

個人のTOP10には入らないけど、TOP30まで広げたら結構ランクインするみたいな曲が多い印象です。

四神獣飼殺し帝都乙女決死隊は曲は全く一緒で歌詞が全く違うという面白い曲になっています。

最初、この曲で大和ソングを作ろうとしてたらしいのですが、どうも歌詞がうまくできず、諦めて四神獣飼殺しが生まれました。

その後、アリカさんの頭に急に帝都乙女決死隊が浮かび上がり、こっちの歌詞も素敵だったため、どっちも作っちゃったそうです。

そのため、初回限定版には四神獣飼殺しが、通常版には帝都乙女決死隊が収録されることとなりました。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は東方憧憬未見聞録です。

異国情緒あふれるメロディと、かつては美しい国だった日本を憂う歌詞がマッチした名曲です。

日本の魂を歌った、いわゆる大和ソングではないですが、日本に生まれた意味や今後の在り方など色々考えさせられます。

第39位 第38位

第39位 Les Papillons

第38位 幻想庭園

2011年発売の7thストリングスアルバムLes Papillons39位、1988年発売のインディーズ時代のアルバム幻想庭園38位でした。

Les Papillons平均順位40位、平均ポイント37位です。

Les Papillonsは個人的にストリングスアルバムの最高傑作だと思ってるのでちょっとこの結果にはショックを隠せません…

胡蝶夢心中がぶち抜けて人気ですが、こちらのアルバムに収録されているのはストリングスアレンジ版となります。

ちなみに、圏外曲数がトップなのはこのアルバムになります。

なんでや。

僕は革命の血脈に2点枠で投票しました。

多分、アニメ曲とかからアリプロに入った方とかはストリングスアルバムは後回しにしがちだと思うのですが、Les Papillonsはマジでいいので1回聞いてみてください。

そうか、そもそも皆このアルバムを聞いたことがないから投票できないんだ…きっとそうだ…

そんなこんなで、このアルバムの雪駄のイチオシ曲はもちろん革命の血脈です。

勇ましいメロディと歌詞がとても好きです。

続いて幻想庭園平均順位36位、平均ポイント39位です。

メジャーデビュー前のアルバムですね。

僕はアリプロメジャーデビューと同い年なので、唯一の産まれる前に発売されたCDになります。

そもそもこのアルバムは入手が難しいので、聞いたことない人も多いかもですね。

その分、大半の楽曲がストリングスアレンジされてストリングスアルバムに収録されているので、原曲よりもアレンジ版の方が有名かもしれません。

アレンジされていないのは鏡面界im Juni、パラソルのある風景、硝子天井のうちゅうの3曲になります。

また、幻想庭園+1という幻想庭園にフラワーチャイルドという曲が追加で収録されたものもありますが、そちらは既に廃盤であるため、現在普通に入手できる幻想庭園として通常版でのカウントとさせていただきました。

もしフラワーチャイルドも入れて計算した場合、Les Papillonsと順位が逆になります。

幻想庭園はファンクラブ会員であれば通販で買えるので、ぜひ買って聞いてみてください。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は硝子天井のうちゅうになります。

シンプルなピアノのメロディと透き通ったアリカさんの歌声でとても聞き心地のよい作品に仕上がっています。

片倉さんのソロアルバムLentoにはインスト版が収録されていますが、そちらはボーカルのメロディがヴァイオリンになっていて、こちらもとても素敵な楽曲になっています。

Lentoは廃盤なので中々聞く機会もないかもしれませんが、是非とも聞いてほしい1曲です。

第37位 第36位

第37位 快楽のススメ

第36位 神々の黄昏

2015年発売の15thオリジナルアルバム快楽のススメ37位、2005年発売の3rdストリングスアルバム神々の黄昏36位となりました。

快楽のススメ平均順位37位、平均ポイント35位です。

点が入ってる曲はちゃんと入っている印象ですが、やはり4曲も圏外があるのが痛いですね。

このアルバムも汎新日本主義同様かなりクセの強いアルバムに仕上がっています。

狩猟令嬢ジビエ日誌なんて、初めて聞いたときにカッコよすぎて肉汁あふれちゃいそうでした。

また、アルバムタイトルにもなっている3曲目の快楽のススメですが、この曲が今回のランキングにおいて、前年度からの順位の上り幅が一番大きかった楽曲になります。

なんと前年度と比べて170位も上がっております。

30周年コンサートで演奏されましたので、ライブ効果ですかね。

緋ノ糸輪廻ノGEMINIは通常版限定収録で、元々アリプロがpetit miladyという声優ユニットに楽曲提供したもののセルフカバーになります。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は、先程も少し触れましたが狩猟令嬢ジビエ日誌です。

この曲を出した時点でデビューから23年が経っていましたが、まだこんな新しいカッコよさを出せるのかと、初めて聞いたとき感動しました。

続いて神々の黄昏平均順位33位、平均ポイント38位です。

あの聖少女領域のすぐ後に発売されたアルバムということで、聖少女領域みたいな楽曲を期待して買った人達に地雷扱いされたという悲しき過去をもったアルバムです。

ストリングスアルバムに初めてピアノが導入されたアルバムであり、とても美しい旋律にうっとりする作品となっています。

ストリングスアルバムということで、病める薔薇、アンジェ・ノワールの祭戯、彼と彼女の聖夜、月光夜がストリングスアレンジされて収録されております。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は百合と夜鶯です。

静かなAメロから始まりサビでの盛り上がりは聞いていてとても気持ちがいいです。

そして、メロディが本当に美しいです。

百合と夜鶯は、Romance収録の今宵、碧い森深くと並んでアリプロバラードの二大巨頭だと思っていたんですが、そんなことはなかったんですね…

名曲です。

第35位 第34位

第35位 月下の一群

第34位 etoiles

1992年発売の1stオリジナルアルバム月下の一群35位、2004年発売の2ndストリングスアルバムのetoiles34位となりました。

月下の一群平均順位34位、平均ポイント36位です。

記念すべき最初のアルバムがここで来てしまいました。

月下の一群は全体的に聞きやすく、可愛い曲とかが好きならアリプロを知らない人にも結構オススメしやすいアルバムだと個人的には思います。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は木洩れ陽のワルツです。

アリプロは初期の頃は結構可愛い曲も多く出していますが、この曲はその中でも群を抜いて可愛いです。

NHKのみんなのうたで普通に流せると思います。

etoiles平均順位38位、平均ポイント28位です。

ほぼ春葬で持っていると言っても過言ではありませんね。

今回のランキングにおいて、バラードで一番順位が高いバラード曲が春葬になります。

靑蛾月も頑張っているので似たような点数配置のLes Papillonsよりは上位に来れました。

こちらもストリングスアルバムということで、薔薇色翠星歌劇団、日曜日のシエスタ、靑蛾月、幻想庭園はストリングスアレンジ版となっています。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は日曜日のシエスタです。

この曲は圏外でしたが、歌詞がめっちゃ可愛いので、ぜひとも聞いてほしいです。

アリプロも普通のラブソングも書けるんだって思いました(笑)

まあ、よく聞くとアリプロらしい歌詞ではありますが(笑)

第33位 第32位

第33位 QUEENDOM

第32位 Noblerot

2012年発売の7thベストアルバムQUEENDOM33位、1998年発売の4thオリジナルアルバムNoblerot32位でした。

QUEENDOM平均順位31位、平均ポイント34位です。

ついに来てしまいました。

ベストアルバムが。

ベストアルバム最下位がQUEENDOMとなってしまったわけですが、これには事情があるんです。

従来のアリプロのベストアルバムはそれまでに発売されたシングルとそのカップリング曲にアニメに提供した挿入歌などが加わって作られてました。

なので、一つ前のベストアルバムであるLa Vita Romanticaは本来なら地獄の門とそのカップリングまでが収録され、QUEENDOMには戦慄の子供たちから収録されるはずなんです。

それが、なぜかLa Vita Romanticaには裸々イヴ新世紀のカップリングの騎士乙女が収録されず、戦慄の子供たちが収録され、騎士乙女QUEENDOMに収録されました。

つまり、QUEENDOMは通常のベストアルバムよりもシングル曲が少なくてカップリング曲が多いというわけなのです。

ああ、なんて可哀想なQUEENDOM

というわけで、戦慄の子供たち騎士乙女が逆だったらというのを調べてみましたが、QUEENDOMは多少順位は上がるものの、ベストアルバム最下位は変わりませんでした。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は堕天國宣戦です。

この曲はアニメの主題歌にもなっていたので、知ってる方もいるかもしれませんが、とにかくめちゃくちゃカッコいい曲です。

始まりと終わりが同じなのもオシャレで好きです。

続いてNoblerotですが、こちらは平均順位が32位、平均ポイントが32位THE・32位といった順位になっています。

アリプロって結構色んなレーベルからCDを出しているのですが、このアルバムは唯一の日本コロムビアからのリリースとなっています。

まあ、曲を聴くにあたっては必要ない情報なんですけどね。

アルバムジャケットはあのCLAMP先生描きおろしです。

このアルバムは結構隠れた名曲が多い気がします。

この前の30周年記念コンサートでナルシス・ノワールが生で聞けたのは感動しましたね。

ラストのLABYRINTHはシングル曲ですが、アリプロとは思えないぐらい爽やかな曲です。

アニメタイアップ曲なのですが、本人たちは仕方なく作った感を出していてあまりお気に入りではない様子。

でも、初めて聞いたときはこんな大衆受けするような曲も作れるんだとびっくりしました。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はRose Moonです。

片思い中の女の子が、相手の男の子を独り占めしたいほど好きがあふれてしまうけど、気持ちを伝えられないというのを歌にしています。

歌詞にキュンキュンしちゃいます。

昔の曲ではありますが、100位以内に入ってるのも納得できますね。

まあ、よく聞くとヤンデレも少し入っちゃってるかな…(笑)

第31位 第30位

第31位 Gothic Opera

第30位 贋作師

2010年発売の6thストリングスアルバムGothic Opera31位、2012年発売の12thオリジナルアルバム贋作師30位でした。

Gothic Opera平均順位35位、平均ポイント29位となります。

こちらもストリングスアルバムということで、禁じられた遊び、薔薇獄乙女、騎士乙女がストリングスアレンジされて収録されています。

Gothic Operaは僕が最初で最後に行った月光ソワレになります。

月光ソワレというのはアリプロがストリングスアルバムを出した時に行うコンサートで、いつものライブと違い、ストリングスオーケストラと共に演奏されるコンサートになります。

で、当時自分は中学3年生で、チケットは抽選が外れて取れずでネットオークションを見ました。

そこでは3階の1番端という全然よくない席が定価の2倍で売られていました。

ものすごく悩みましたが、お小遣いをはたいて購入し、無事にコンサートにいけることになりました。

転売屋から買うのは褒められたことではないですが、あの夜こそ人生最高のコンサートでした。

本当に行って良かったと心から思っています。

そんな思い出深いアルバムです(笑)

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はAdieuです。

この曲は映画ベニスに死すの曲のカバーです。

実は、この歌は今は亡き僕の師匠との思い出の曲でして、それもあって思い入れは強いです。

楽曲自体もとても素敵な曲です。

続いて贋作師平均順位30位、平均ポイント33位です。

うーん、ここで来てしまったか…

個人的にはTOP3に入るぐらい好きなんですけどね。

贋作師はとてもバランスのいいアルバムで、アリプロを聞いたことない人で、どういう系統が好きかもわからないようだったら、僕だったらこのアルバムをとりあえずオススメします。

まあ、バランスがよすぎるからこそ、突出した人気曲が無くてこの順位なのかな…

あくまで好きなアルバムを集計した順位ではなく、好きな楽曲ランキングを基にした順位なので、その辺は致し方なしです。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は非常に悩むのですが、逝ける王女の肖像画です。

ライブで聞いたときに、あまりの美しさにとても感動したのを覚えています。

第29位 第28位

第29位 星と月のソナタ

第28位 ARISTOCRACY

1995年発売の3rdオリジナルアルバム星と月のソナタ29位、2001年発売の5thオリジナルアルバムARISTOCRACY28位となっております。

星と月のソナタ平均順位29位、平均ポイント30位でした。

東芝時代の最後のオリジナルアルバムですね。

オリジナルアルバムではあるものの、完全新曲は冬物語彼と彼女の聖夜のみになります。

最後に収録されている共月亭で逢いましょうはメジャーデビューシングルである恋せよ乙女のカップリング曲であり、30年前の曲でありながら、今でも大切に歌われている歌です。

この前の30周年記念ライブでは1曲目に演奏され、紗幕の向こうで透かして見せる演出に、まるで30年前のアリプロが現代にタイムスリップしたかのような錯覚を受け、大号泣しました。

また、共月亭というのは実際に鹿児島県にあり、それを基に作詞された曲になります。

前に、出張で鹿児島に行った際は、共月亭に立ち寄りこの曲を聞きました。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は雨のソナタ~ラ・プリュです。

歌詞がとにかく切ないです。

今回、この曲に投票もしました。

ARISTOCRACY平均順位25位、平均ポイント31位でした。

このアルバムはそれまでのアリプロの音楽からガラッと変わった、いわば転機となったアルバムです。

このころから所謂黒アリ路線となり、コッペリアの柩をはじめ、月蝕グランギニョル亡國覚醒カタルシスといった大人気曲が生まれていきました。

このアルバム収録の少女貴族という曲は歌詞の内容がまさにALI PROJECTといった内容となっており、アリプロってどんな人?と聞かれたら、僕はこの曲を聞けばわかると答えます。

そんなこのアルバムの雪駄のイチオシ曲は闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリアです。

曲名が長いですね(笑)

タイトル通り、この曲を聞いていると静けさで全身をつつまれるような感覚があり、非常にリラックスが出来ます。

ここ最近は毎回この曲に1票を入れている気がします。

もちろん今回も投票しました。

第27位 第26位

第27位 DALI

第26位 Romance

1994年発売の2ndオリジナルアルバムDALI27位、2006年発売の4thストリングスアルバムRomance26位となりました。

DALI平均順位28位、平均ポイント27位です。

このアルバムは初期の名盤と呼ぶにふさわしい作品でしょう。

この前の30周年記念ライブでもヴェネツィアン・ラプソディーが演奏されて大いに盛り上がりました。

雪駄のイチオシ曲もヴェネツィアン・ラプソディーです。

アリプロファンになってすぐぐらいに聞きましたが、それ以来ずっと僕の中で上位にいる曲です。

Romance平均順位26位、平均ポイント24位でした。

このアルバムも名盤ですね。

今宵、碧い森深くはアリプロバラードの最高峰だと思います。

僕も今回投票しました。

また、ビアンカ、ダリの宝石店、嵐ヶ丘、楽園喪失、遊月恋歌がストリングスアレンジ版となっています。

ちなみに、Romanceが発売された2006年はめちゃめちゃCDがリリースされた年でして、シングル3枚、ストリングスアルバム1枚、ベストアルバム2枚、アニメサントラ2枚が発売されています。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はもちろん今宵、碧い森深くです。

曲調はワルツで、歌詞が物語仕立てとなっています。

アリプロの曲はよくミュージカルみたいだと言われますが、この曲はその中でもとくにそう感じます。

第25位 第24位

第25位 La Vita Romantica

第24位 Poison

2010年発売の6thベストアルバムLa Vita Romantica25位、2009年発売の10thオリジナルアルバムPoison24位でした。

La Vita Romantica平均順位24位、平均ポイント25位でした。

ベストアルバム2枚目が来てしまいました。

やっぱりベストと名がつく以上は上位であってほしいですよね。

このアルバム収録の跪いて足をお嘗めは僕がアリプロを知るきっかけになった曲であり、コトダマはアリプロを聞き始めるきっかけになった曲です。

なので、その両方が入ってるこのアルバムは思い入れが強いです。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は吾君想う故に吾在り生き霊となりてです。

アリカさんもこの曲はお気に入りだと言っていたので、いつかライブで歌ってほしいものです。

Poisonは平均順位22位、平均ポイント26位でした。

比較的どの曲も人気ですが、最後の2曲が足を引っ張っちゃってますね…

世紀末ゲネシスはかなりクセが強いので、まあしょうがない部分もあるかもしれませんが、この國の向こうには後世に残していくべき名曲だと思います。

ちなみに、僕が初めて行ったアリプロのライブはPoisonツアーの名古屋公演です。

今でもあの時の感動は忘れられません。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は上海繚乱ロマンチカです。

歌詞が物語となっていて、そのまま映画にでもできそうです。

曲調も中華っぽい感じであり、サビのメロディなんかも聞いてて楽しくなりますが、どことなく中国の闇を感じられます。

第23位 第22位

第23位 禁書

第22位 人生美味礼讃

2008年発売の9thオリジナルアルバム禁書23位、2020年発売の19thオリジナルアルバム人生美味礼讃22位となりました。

禁書平均順位27位、平均ポイント21位でした。

TOP10入りした雪華懺悔心中が収録されていますね。

この曲は元々コードギアスのアニメ用に作られた曲だった気がします。

人気なのも納得ですね。

このアルバムに収録されている月夜のピエレットはボーナストラックであり、新アレンジ版となっています。

最近は昔の曲を新たにアレンジして収録するのはよくやってますが、その先駆けといった感じですかね。

しかも、通常版限定みたいなこともないのでお得です。

ちなみに、僕は月夜のピエレットに1票入れたので、今回は月夜のピエレットに投票したのは僕だけということになりますね。

あと、ジャケットの司書アリカさんが素敵です。

いつもガチガチの衣装ですが、こういうシンプルなのも良いですね。

いかにも有能そうに見えますが、禁書発禁ライブで早着替えに失敗して歌に間に合わずに袖から着替え途中で走ってくるアリカさんは一気にドジっ子感が増して可愛いので必見です。

ぜひDVDを買ってください。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は血の断章です。

なんで好きなのか、どこが好きなのかと言われると言葉にするのが難しいのですが、なんか好きです。

アリカさんもこの曲はお気に入りのようで、ライブでもたまにやりますし、ベストアルバムにも入りましたね。

人生美味礼讃平均順位23位、平均ポイント23位でした。

このアルバムはオリジナルアルバムと銘打っているものの、今まで出した食べ物曲に新規曲5曲を収録した半分ベストアルバムみたいな感じのアルバムになります。

僕はMaison de Bonbonniere或る修道士の告解に投票しました。

また、このアルバム収録のストロベリーパイをお食べは新規アレンジとなっており、通常版限定収録です。

原曲はjamais vuというベストアルバムと緑山高校甲子園編というアニメのサントラに収録されていますが、どちらも廃盤となっています。

もうちょっと伸びても良かった気もしますが、圏外の楽曲が1曲もないのは優秀ですね。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はLa Fee Verte~アブサニストによる音楽的試みです。

賛美歌といいますか、そんなような雰囲気の曲です。

メロディはどこか神々しく、とても清らかな歌声の曲です。

第21位 第20位

第21位 Deja Vu

第20位 A級戒厳令

2006年発売の2ndベストアルバムDeja Vu21位、2016年発売の16thオリジナルアルバムのA級戒厳令20位となりました。

Deja Vu平均順位21位、平均ポイント22位でした。

東芝時代の名曲を集めたベストアルバムですね。

今回のランキングで一番大躍進だったであろう、エスカルゴ嬉遊曲が収録されています。

この曲は前年度はランキング圏外、つまり誰も投票をしなかったのですが、それが今回はTOP100入りをしました。

また、このランキングが発表される直前に僕も謎のエスカルゴ嬉遊曲ブームが来ていたので、この曲を聞きたくなる何かが大勢のもとに届いたのかもしれませんね(笑)

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はメガロポリス・アリスです。

ヴェネツィアン・ラプソディーDALIのときに書いたので、今回はこっちで。

30年前の曲で、当時から見たら近未来的な曲なんでしょう。

今現在ではどこか懐かしい感じがありつつ、でも未来っぽくもありって感じがします。

A級戒厳令平均順位19位、平均ポイント20位でした。

オリジナルアルバムはどちらかというと、前半に人気のある楽曲が収録されるイメージがありますが、このアルバムは珍しく後半の曲が強いですね。

特に、ボーカル曲のラストに来ることの多いバラードは名曲が多いものの中々人気が出づらいのですが、悪しき進化に関しては38位と高順位をキープしています。

また、最後に収録されている妄想水族館はアレンジ版となっており、原曲はCLASSICSというミニアルバムに収録されています。

こちらも幻想庭園同様にファンクラブ会員なら通販で買えます。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は最後の美術館です。

ゆったりしたリズムとアリカさんの美しい歌声がマッチした素敵な楽曲です。

第19位 第18位

第19位 月光嗜好症

第18位 令嬢薔薇図鑑

2001年発売の1stストリングスアルバム月光嗜好症19位、2013年発売の13thオリジナルアルバム令嬢薔薇図鑑18位となりました。

月光嗜好症平均順位20位、平均ポイント17位でした。

いよいよランキングも折り返しまして残り半分です。

記念すべき最初のストリングスアルバムということで、これでもかと人気楽曲をアレンジしておりますね。

紅い睡蓮の午後、ナルシス・ノワール、桜の花は狂い咲き、コッペリアの柩、星月夜、共月亭で逢いましょうがストリングスアレンジされています。

ついでにいうと、インスト曲の月の中の少女もアレンジ曲で、原曲は片倉さんのソロアルバムであるLentoに収録されています。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はプラトニックです。

この曲は好きな人に何気なく接しているけど、心の中では好きがあふれているという気持ちを歌った歌で、本当にアリプロか!?と疑ってしまいます(笑)

でも、その胸中を絵だったり詩だったりに例えているのはアリプロらしいなと思います。

令嬢薔薇図鑑平均順位14位、平均ポイント19位でした。

結構このアルバムの楽曲って人気なんですね。

僕もアルバムタイトルにもなっている令嬢薔薇図鑑に投票しました。

このアルバムは薔薇がテーマなだけあって、ローゼン系の楽曲が多いです。

最初にリンクを添付した聖少女領域が気に入ったのであれば、まず間違いなくオススメできるアルバムです。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲はもちろん令嬢薔薇図鑑です。

アリプロは薔薇が出てくる曲は今までもたくさん出してきましたが、その中でもこれは薔薇そのものの美しさを書いた曲です。

どんな時代、どんな場所でも愛され続けてきた薔薇。

そんな薔薇が咲き誇るから世界は美しいのです。

第17位 第16位

第17位 愛と誠 LOVE×××

第16位 血と蜜 Gothic Horror

2017年発売の11thベストアルバム愛と誠 Disc2 LOVE×××17位、2017年発売の10thベストアルバム血と蜜 Disc2 Gothic Horror16位となりました。

愛と誠 LOVE×××平均順位16位、平均ポイント16位でした。

冒頭でも説明しましたが、2枚組ベストアルバム愛と誠のうちの2枚目になります。

25周年記念として出されたベストアルバムで、アリプロのラブソングがまとめられています。

このアルバムに限らず、25周年ベストアルバムは人気曲を集めたというよりは、色んなアルバムから色んな曲を満遍なく集めたアルバムっていう印象があります。

この中から闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリアに投票しました。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は真夏の憂愁夫人です。

アリプロはあまり夏をテーマにした歌はないのですが、これはアリプロ流夏ソングです。

聞いてるだけで汗ばむ暑さが感じられ、蒸し蒸しした中にあるエロスが漂い、まるで文学作品のような曲です。

血と蜜 Gothic Horror平均順位18位、平均ポイント14位でした。

こちらも愛と誠 LOVE×××同様に25周年記念ベストアルバム血と蜜のDisc2になります。

こちらはアリプロのいわゆる黒アリ曲を集めたアルバムになっています。

このアルバムの雪駄のイチオシ曲は赤い蠟燭と金魚です。

イチオシと言っておきながら、今回のアリプロソングランキングで久しぶりに聞いて、この曲の良さを再認識しました。

歌詞は歪な愛だったり、危ない感じで闇が深いですが、メロディと歌声がとても美しいです。

一旦まとめ

はい、というわけで前半戦終了です。

いやー、多いわ(笑)

30年間、ほぼ毎年何かしらのCDは出してますからね。

恐ろしいバンドですよ、ホントに。

後半戦は、それはもう人気のアルバムたちが勢ぞろいなのでお楽しみに。

アリプロファンの方々は何が上位に来るか予想してみてくださいね。

それでは後半戦もよろしくお願いします。

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