皆さんこんにちは。
休載前最後の回でプルトンがワノ国にあることが判明しましたね。
ポセイドンも魚人島のしらほしだと判明しています。
しかし、ウラヌスだけが未だに何も分かっていません。
というわけで、今回は巷の考察も交えながらウラヌスの正体を予想しようと思います。
ウラヌスは全然情報がありませんので妄想全開でお送りいたします。
なので、笑い飛ばしながらでも読んでいただければ幸いです。
それでは早速まいりましょう。
古代兵器とは
まずは3つの古代兵器に関して簡単におさらいしましょう。
古代兵器とは「神」の名を持ち、世界を滅ぼせる兵器だと言われています。
作中最初に名前が出たのはプルトンでしたね。
アラバスタでクロコダイルが探し求めていたものがこれになります。
造船史上最悪のバケモノと言われており、一発放てば島一つが消し飛ぶ威力であり、かつてウォーターセブンで作られたそうです。
長らくの間、我々読者はプルトンがアラバスタにあるものだと思い込んでいましたが、なんと最新話でワノ国にあることが判明しました。
続いて登場したのがポセイドンになります。
ポセイドンはシャンドラのポーネグリフに名前が出ており、その正体はリュウグウ王国にて数百年に一度生まれる人魚姫です。
その人魚姫こそがルフィたちと友達になったしらほし姫であり、彼女は海王類と話すことができます。
海王類は1匹だけとかなら度々倒される描写がありますが、それらがまとめて操れるとなると世界の海流をも変える力を持ちます。
つまりは島一つを簡単に沈めてしまうこともできるというわけですね。
最後は今回のメインテーマでもあるウラヌスです。
これは冒頭でも書きましたが、現在の所名前しか判明しておりません。
果たしてウラヌスとはどんな兵器なのか?
それを今から解き明かしていきたいと思います。
我々の世界のウラヌス
ウラヌスの正体を探るにあたって、まずはウラヌスが我々の世界でどういう存在なのかを簡単にまとめたいと思います。
細かいことはいいんだよという方は飛ばしてもらって全然かまいません。
さて、ウラヌスとはギリシア神話の神であり、「天」そのものを司る神になります。
大地の女神ガイアの息子でありながら夫でもあり、ティターン12神と呼ばれる巨大な神々の親です。
ちなみにプルトンは冥府の神であり、ポセイドンは海の神です。
これらの古代兵器は元ネタとなった神々を連想させるような兵器となっているため、ウラヌスもそれにちなんだ兵器なんじゃないかとはよく予想されていますね。
ウラヌス=大気を操る植物説
最初の予想がコチラになります。
ほぼほぼ直感ではあるのですが、個人的にウラヌスは植物なんじゃないかなあと思ってるんですよ。
というのも、プルトンは戦艦なので無機物になります。
ポセイドンは人魚姫なので悪い言い方ではありますが動物ですね。
こうなったときに、例えばウラヌスがプルトン同様に人工物であったり、または人間や動物だったりしたときに、なんかバランスが気持ち悪いんですよね。
もちろんこれはただの僕の感性の問題なので、これだけで断定はしませんが、ワンピースの世界にはヤルキマン・マングローブや陽樹イブ、食肉植物ストマックバロンのようにスケールの大きな植物がたくさん出てきます。
なので、ウラヌスが植物の可能性もあり得る話ではあるのかなあと思います。
大気を操るというのは、我々の世界のウラヌスが「天」を司っているところからの連想になります。
植物というのは呼吸の他に光合成を行って酸素を生み出すことができます。
そこから派生して酸素や二酸化炭素以外の気体も自在に調整できたとしたら?
風をおこしたり、水蒸気から雲を作り出すこともできるかもしれません。
島を破壊するほどの巨大竜巻なんかも作り出せたり?
植物かどうかは置いといて、ウラヌスは大気、天候を操るものであるというのは割とポピュラーな考察です。
一つは先程も述べたようにウラヌスが天を司っているから、そしてもう一つは、今の世界が人工的に作られたと仮定した場合に最後のピースとなり得るからです。
というのも、我々の世界の地球と比べた時に、明らかにあの世界はおかしいんですよね。
我々の世界は7割が海で、陸地は6つの大陸とたくさんの島々でできております。
対するワンピースの地球は大陸はおそらく赤い土の大陸しかなく、あとは様々な島が集まってできています。
赤い土の大陸も地球を丸々一周するという歪な形ですし、それと垂直に交わる海だけ海流も天候もデタラメで、さらにその海は2本の無風の海域に挟まれているという、いかにも意図的に世界を分断しましたよとしか思えない形状をしています。
そして、これらが古代兵器によってもたらされたとしたら、都合のいい解釈ではありますが、割としっくりくるんですよね。
まず、海流はポセイドンでどうとでもできます。
大陸が無く島ばかりなのはプルトンで大陸を破壊して島として分断したのではないでしょうか?
あとはでたらめな天候ですが、ウラヌスが天候を操れれば解決です。
赤い土の大陸だけ謎ですが、これに関しては、何か別の秘密があるか、プルトンが破壊能力ではなく大地を自在に動かせる能力だとしたら解決できますね。
というか、今これを書いてる最中に思いついたのですが、プルトンが大地を自在にできた場合、ワノ国の不思議な形状にも納得がいきますね。
鎖国のためにプルトンで難攻不落の地形にし、開国するときは元に戻せばいいんですから。
話がそれましたが、ウラヌスが大気、天候を操れる説はこのように色々と世界の謎を紐解くカギとしてかなりしっくりくるので、だからこそポピュラーな説なんだと思いますし、自分としてもこれが一番あり得そうな気がしています。
ただ、あまりにも皆さん予想されているので、尾田さんのミスリードの可能性も大いにあると思います。
ウラヌス=悪魔の木説
続いてはこちら。
ウラヌス=悪魔の木説です。
悪魔の木というのは本編で出てきていない単語ですが、ようは悪魔の実がなる木のことを本項では便宜上そう呼びます。
先ほどの大気を操る植物が「ウラヌス」という名前から想像を広げていったものだとしたら、こちらは植物なんじゃないかという僕の考えから広げていったものになります。
先ほどの項目でもいくつか植物の名前を挙げましたが、それらを遥かに凌駕する人智を超えた植物こそが悪魔の実ですよね。
能力に強さの差異があれど、仮にいままで登場した能力者たちが全員一つの軍隊として攻めてきたら、勝てる国なんてないでしょう。
ただ、今の世の中だと能力がいろんな勢力にいきわたり過ぎていて、今更悪魔の実を生み出す木が出てきたとしても肩透かし感があるのは否めません。
しいて言うなら、こういう一人一能力ものでありがちな、全ての能力を使える存在として悪魔の木が関わっているとかなら恐ろしい存在になるかな?
絶対後付けだなんだって騒がれるだろうけども。
神の名を持つ古代兵器なのになぜ悪魔なのかについてですが、我々の世界でも悪魔というのは異教徒の神だったっていうのは結構あるみたいなんです。
なので、世界政府にとって敵である存在の神だから悪魔と名付けたのかな、なんて。
とまあ、色々書いてきましたが、個人的にはほぼほぼ先ほどの大気を操る植物説に傾いています。
じゃあなんでこの説を書いたかというと、実はこれ、初めてウラヌスの名前が出た時になんとなく思いついた説なんですよね。
10年以上温めてきたのでついでにここに書かせてもらいました。
ウラヌス=ナミ説 象主説 竜の角笛説
続いては世間で言われているやつですね。
まずはナミ説から。
ナミは天候を操る女とも言われていて、人一倍気候を感じ取る能力に長けています。
実際、偉大なる航路のサイクロンは前兆が無いと言われていますが、それをものの見事に読んだりしています。
このことから、ウラヌスが天候を操る兵器である可能性と合わせて、ナミがウラヌスなんじゃないかと言われているわけです。
しかし、果たしてそうでしょうか?
ナミはあくまで天候を読んでいるだけで、操っているわけではありません。
雷や風で戦えるのも、彼女の知識と武器にのおかげであり、彼女自身が生身で行えるわけではありません。
また、ナミが読めるのは天候だけではありません。
天候と同じくらい海流を読む能力にも長けています。
なので、暴力的ではありますが、その理論で言うとナミ=ポセイドン説も言えてしまうわけですね。
ですから、個人的にはゼロとは言わなくても可能性としては低いのかなと思います。
次はウラヌス=象主説です。
これはしらほしことポセイドンが海王類と話せたことと、モモの助が象主と会話できたことをリンクさせて出てきた説ですね。
これも個人的にはないかなあと思います。
もし象主、あるいはモモの助がウラヌスだったとして、ポセイドンと被っているし、強さも到底及ばないんじゃないでしょうか。
また、プルトンの存在も浮いてしまいます。
最後はウラヌス=竜の角笛説です。
これは面白いですねー。
竜の角笛というのは、尾田先生の短編集に収録されているMONSTERSに出てくるアイテムで、吹けば竜を呼び出して操ることができるというものです。
竜は本編内で「その土地の絶対の壊滅をも意味する恐怖」といわれており、まさに古代兵器のプロトタイプ的存在ともいえるかもしれません。
また、MONSTERSの主人公はあの剣豪リューマです。
MONSTERSの世界とワンピースの世界が繋がっているかはわかりませんが、リューマが出てきたなら、竜の角笛が出てきても不思議ではありません。
また、ワンピースの世界でも竜は伝説の生き物として伝承があるみたいです。
実際パンクハザードでは人工的に竜を作っていましたし、カイドウは青龍の能力者でした。
更に、カイドウの能力は雷や風を操っており、まさに天候を操る能力と言っても過言ではないでしょう。
竜の角笛で呼んだ竜にもこれらの能力があったとしたら、ますますウラヌスにふさわしいと言えますね。
ウラヌスの在処
さて、最後にウラヌスがあるかもしれない場所を予想しようと思います。
①エルバフ
一つ目は巨人族の国エルバフです。
エルバフはずっと前から名前は出ていますが、いまだに上陸していません。
そして、カイドウとマムを倒してしまった今、今までのように上陸して敵と戦うにしてもこの二人を超える敵というのは相当出しづらいと思います。
となったときに、上陸の理由として上がりそうなのが、ポーネグリフ絡みか古代兵器に関わることの可能性が大いにあると考えます。
また、ぽっと出の島よりもずっと前から名前が出ている島にあった方が我々的にも盛り上がるでしょうし。
エルバフがWCI編で少し描かれているのは、実はウラヌスの伏線をちりばめるためだったかもしれません。
②モコモ公国
続いてはモコモ公国です。
ルフィたちが訪れた島の中で一番ウラヌスがありそうなのがここだと思います。
というのも、モコモ公国は他の古代兵器のある島と共通点があるんですよ。
まず、ワノ国、魚人島、モコモ公国にはロードポーネグリフがあります。
それと、3か所とも普通の方法ではたどり着けません。
まあ、それはロードポーネグリフがあるからかもしれませんが。
そして、僕はウラヌスが植物なんじゃないかと思っていると言いましたが、ずばりクジラの木こそがウラヌスだと思っています。
というのも、モモの助がゾウについたときに象主の声を聴いていますが、クジラの木に行ったときはまた違った気配を感じているようなんです。
これはロジャーやおでんも同様ですね。
象主の声が聴けるルフィは大丈夫そうですし、逆にロジャーはゾウについたときはコメントをしていないので、もしかすると象主の声は聞こえないのかもしれません。
どちらにせよ、クジラの木の気配と象主は別物とみていいと思います。
となると、クジラの木はなにか古代兵器に関わりがある可能性もあるのではないでしょうか?
③空島
次は空島です。
空島といっても、スカイピアのことではなく、どこか別の空島のことです。
これは単純に、天に関係がありそうだから高いところにあるかなあって考えです。
空島の中にあるかもしれませんし、もしかするとウラヌスそのものが空島として空を漂っているかもしれませんね。
天空の城ラピュタみたいな。
④月
最後は月です。
これも空島同様に根拠があるわけではありませんが、高いからというのと、ある巨大な王国と関わりがありそうだからです。
また、新世界もだいぶ進んだのに全然痕跡がないのは月にあるからなんじゃないかとも少し思いました。
まとめ
はい、というわけで古代兵器ウラヌスの予想記事いかがでしたでしょうか。
とにかく情報が無いので妄想たっぷりとなりました。
この記事は何度も書こうと思っては断念していましたが、いい加減本編にでてきそうなのでついに書いちゃいました。
皆さんの意見もお待ちしております。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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