皆さんこんにちは。
ワンピース最新話での新型パシフィスタ「セラフィム」の登場は衝撃でしたね。
今回は「セラフィム」開発に関しての世界政府の闇に踏み込んでみようと思います…
内容としては考察というよりかは妄想多めの陰謀論みたいな感じになります。
それでは早速まいりましょう…
1059話で分かった情報
まずは「セラフィム」に関して、現時点で明かされた情報を確認しましょう。
1059話にて初登場した「セラフィム」は世界政府の新型パシフィスタの事です。
総称なのか個人名なのかはまだ確定ではありませんが、読んでいる感じでは総称っぽい気がするので、今回は便宜上「セラフィム」と呼ばせていただきます。
アマゾンリリーへと侵攻してきた海軍が連れてきており、少年と少女の姿がそれぞれ一人ずつ居ました。
その姿は白い髪、褐色の肌、黒い翼、燃える背中とルナーリア族の特徴を持っています。
また、黄猿のレーザーを放っていたので、従来のパシフィスタの機能も持ち合わせていそうです。
そして、最大の謎がその姿ですよね。
少女の方はハンコックの、少年の方はミホークの幼少期の姿にそれぞれ瓜二つです。
ここまでの情報で、おそらく今までのパシフィスタはくまの血統因子を基に作られており、今回の「セラフィム」はルナーリアの血統因子とハンコック、およびミホークの血統因子を混ぜ合わせて作られたのではないかと思われます。
七武海は「セラフィム」のための血統因子を集めるための組織?
では本題に入りましょう。
そもそも、僕が七武海が「セラフィム」のために創設された組織なんじゃないかと疑ったきっかけは、90巻収録の第905話”美しい世界”と95巻収録の第956話”ビッグニュース”にあります。
これは、藤虎がベガパンクの元で見てきたものと、世界会議での議決やそこで起きた事件について世界中の人々の反応を描いたお話になります。
藤虎はベガパンクの元で王下七武海はもういらないと思えるほどのものが完成していたと言っています。
藤虎の口ぶりから、世界会議の割と直近に完成したんじゃないかと思われます。
そして、この世界会議で議決されたものの一つに王下七武海制度の撤廃があります。
王下七武海であったクロコダイルに自国アラバスタが乗っ取られかけたコブラ王と、実際にドフラミンゴに乗っ取られ、支配されていたドレスローザのリク王の二人が出した議案ですね。
王下七武海というのは、元々四皇という巨大すぎる勢力に対抗するために、強い海賊に略奪行為を認める代わりに、政府に協力させるという制度になります。
政府からしたら、七武海を撤廃するというのは大幅な戦力ダウンを意味します。
特に、四皇と同格と思われるミホークを失うのは相当な痛手でしょう。
実際、赤犬は王下七武海制度の撤廃に反対しています。
しかし、世界会議の特性上、議決は参加している王たちの間で決まるようで、政府の介入する余地はないようです。
つまり、王下七武海に代わる戦力が生まれたから撤廃したのではなく、王下七武海を撤廃したらたまたまその直前に王下七武海に代わる戦力が開発されていたというわけです。
これはちょっとタイミングが良すぎやしませんかねえ?
もちろん、ストーリーを面白くするための漫画的ご都合主義の可能性もありますが、どこか作為的なものを感じずにはいられません。
クロコダイルの計画を知っていたかは分かりませんが、ドフラミンゴに関しては政府も闇の取引をしていたので、少なくともドフラミンゴの悪事については政府は知っていたと思われます。
それに、ハンコックもやりたい放題してましたし、ジンベエ本人は別にしても、ジンベエのおかげで恩赦になったアーロンも村の支配をしていました。
なので、遅かれ早かれいずれは王下七武海制度は崩壊していたのではないでしょうか。
そんな不安定な制度に頼らないといけないというのはあまりにも危険すぎます。
それでも頼らざるを得ないほど、四皇というのは巨大な存在というのももちろんあると思います。
しかし、もしこの制度自体が、強い海賊の血統因子を集めて兵器を作るためだったらどうでしょうか。
王下七武海設立時期とDr.ベガパンクの政府加入の時期の一致について
そもそも、王下七武海はいつできたのか、ベガパンクはいつから政府に協力をしているのでしょうか。
これらを考えてみると、王下七武海の設立とベガパンクの政府加入は比較的近い時期に行われている可能性が高いことがわかりました。
王下七武海がいつから始まったのかは分かっておりません。
加入時期が分かっている限りの最古参であるクロコダイルで約20年前になります。
そして、自分は見ていないのですが、アニオリキャラであるバーンディ・ワールドが30年前にインペルダウンに投獄されたらしいのですが、七武海という存在を知らない旨を発言しているそうです。
ロジャー達の時代には今ほどは海賊の数も多くありませんでした。
そのため、王下七武海の目的の一つである、弱小海賊を相手に間引く役割というのは今ほどは必要なかったのではないでしょうか?
なので、おそらくですが、20~30年前のうち、海賊の数がめちゃくちゃ増えてきたロジャー処刑後に設立された可能性が高いのではないかと思われます。
時期的にクロコダイルは七武海の初期メンかもしれませんね。
続いて、「セラフィム」の開発者であるベガパンクに関してです。
Dr.ベガパンクは未来国バルジモアに生まれ、幼いころから天才発明家として知られていました。
若かりし頃はヴィンスモーク・ジャッジと共に無法の研究チームに所属しており、それこそがクイーンの言っていた「MADS」であると思われます。
十中八九そうなのですが、まだ確定はしていないので、あくまで今回はベガパンクがMADSに所属していたと仮定して話を進めます。
まず、ベガパンクが政府に協力するようになったきっかけですが、一歩間違えれば神の領域に達するとされる血統因子の発見によって政府に危険視され、逮捕され買収されたことから始まります。
では、その時期はいつ頃なのでしょうか?
それは他のメンバーの動きを見ていると自ずと浮かんできます。
まず、ジャッジですが、ベガパンクが逮捕された後も政府から逃げ、血統因子の研究を独自に続けておりました。
その結果生まれたのが、レイジュやサンジ達になります。
長女レイジュが生まれたのが24年前、サンジ達四兄弟が生まれたのが21年前ですから、おそらくはその頃にはもうベガパンクの元には居なかったのではないでしょうか。
一方、クイーンの方はどうでしょう。
おでんの過去編にて、カイドウと戦った20年前には百獣海賊団に居ることが判明しています。
なので、こちらもMADS解散後に百獣海賊団入りしたとすれば、ベガパンクの逮捕は少なくとも20年前、レイジュがMADS解散後に作られた子なら25年以上前の出来事だとわかります。
これらを照らし合わせると、七武海設立が約20~30年前、ベガパンクの逮捕が25年以上前と、時期がぴったり合致し、王下七武海設立が大海賊時代開始がきっかけなら24年前なので若干ベガパンクの逮捕の方が早そうな気がします。
そうなってくるとこうは考えられないでしょうか。
ベガパンクから血統因子を用いた兵器(パシフィスタ)の案を聞いた政府は、より強い者の血統因子を採取するために、略奪の公認化をエサに強力な海賊たちに声をかけて七武海を設立したと。
海軍内にもガープをはじめ、強力な人間はたくさんいますが、それらのクローンを作るのは倫理的に許されないでしょう。
だったら、非道の限りを尽くす海賊たちを利用すればいいじゃないかと。
そうして、世界政府は七武海から血統因子を採取し、新型パシフィスタ「セラフィム」をついに完成させたのではないでしょうか。
不確定要素があまりにも多いため、都合のいい妄想も含まれますが、可能性としては有り得なくもないのかなと思いました。
今後登場するかもしれない「セラフィム」
では最後に、今後登場するであろう「セラフィム」に関して考えたいと思います。
まず、七武海だった面々はほぼ確定と見ていいでしょう。
ローとウィーブルのみ、加入時期が最近すぎるので、ないかもしれません。
ティーチも加入期間が短いので、もしかするとないかもしれませんね。
続いて、インペルダウンの囚人たちです。
これもいいように色々と実験に使われているのでありえそうです。
特に、LEVEL6の囚人なんて七武海クラスもゴロゴロいるでしょうから、利用しない手はないですよね。
ただ、LEVEL6の囚人は我々読者にはジンベエ達と、黒ひげ海賊団の面々ぐらいしか認識が無いので、メタ的に見ると登場されても誰やねんとしかならず、微妙かもしれませんね。
カイドウも政府に何度も捕まってるので可能性はありそうです。
最後に、これこそ僕が恐れているものなのですが、ロジャーとエースです。
エースは上記のインペルダウンLEVEL6に実際に居ましたし、採取するチャンスなんていくらでもあったでしょう。
そして、ロジャーも政府の手によって処刑されています。
なので、こちらも政府には入手するのは簡単だったのではないでしょうか。
もしこの二人が「セラフィム」として立ちはだかってきたら、読者としても衝撃がすごいですよね。
以上が僕の予想する「セラフィム」候補たちでした。
まとめ
はい、というわけで「セラフィム」に関する政府の陰謀論、いかがでしたでしょうか。
これは元々何となく思い浮かんだものをツイッターで何となく呟いたら、僕の発言にしては割と反応が多く、それで膨らましてみました。
なので、抜けている部分や都合よく解釈している部分も多々あると思います。
僕自身も可能性としては0ではないかなあ、ぐらいの気持ちであり、絶対こうだと言いたいわけではありません。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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