皆さんこんにちは
今日はSMILEとはなんなのかと言うのを、お玉ちゃんの能力を元に考えて行きたいと思います
僕の考えが正しければ、人を人とも思わない相当えげつない物になるかと思います…
結論から言いますと、SMILEとは人の血統因子を書き換えてしまう果実なのではないでしょうか?
果たして、お玉ちゃんの能力からどうしてこれが導かれたのでしょうか?
それでは早速参りましょう
本編で明かされたSMILEの秘密
まずはSMILEとは何かというのを、改めて本編の情報を元におさらいして行きましょう
SMILEとは悪の科学者シーザー・クラウンが生み出した動物系の人造悪魔の実の総称で、パンクハザードにてSADという成分が作られ、それを元にドフラミンゴがドレスローザのSMILE工場にて作り、カイドウ率いる百獣海賊団の元へと運ばれ、百獣海賊団にはそれを食べた500人もの人造動物系能力者がいます
パンクハザード、ドレスローザ、そしてワノ国と新世界編のほとんどがこのSMILEに絡んだ物語となっています
ちなみに、スマイルという単語が初めて出たのは2年前のシャボンディ編で、人間屋の崩壊後にドフラミンゴがディスコに「時代は”スマイル”さ」と言ってるところです
正直、この頃が一番自分がONE PIECEから離れていた時期だった事もあって普通に読み流してましたが、こんな重要な物になるとは…
そしてこのSMILEは血統因子(恐らくDNAの事)の応用で作られた物のようです
与えられた者達(ギフターズ)
さて、SMILEを食べた人間がどうなるかと言うと、まず食べた人間の10%は能力を得、ギフターズと呼ばれています
ギフターズとなった人は人工的な動物系の能力を使えるようになり、純粋な悪魔の実と同様に海に嫌われます
ただ、このギフターズも純粋な動物系能力者と違い、身体の一部が動物の姿に変わるのですが、どこの部分が変わるのかは運任せです
そして、一部のギフターズは元の人間の姿にも戻れる(シープスヘッドやさらへび先生など)ようですが、大半の人は一度姿が変わったら戻れなさそうです
更には、能力に寄っては動物自身も意志を持ち(頭部が出てる動物?)、場合によっては自分も被害を被ってます(股間を殴るホールデムの噛み二郎や、気まぐれに口を閉じるドボンのカバ等)
本人の力量もあると思いますが、戦闘力も上がるようで、百獣海賊団の幹部である真打ちは外から来たドレーク、アプー、ホーキンスを除いて、今のところ全員ギフターズで構成されています
ドレークは飛び六胞に昇格したのと、現在の懸賞金がわからないので比べられませんが、ホーキンスとアプーは共に3億越えの賞金首です
もちろん、真打ちの中でもピンキリあるでしょうが、少なくとも億越えの実力はありそうです
そんなやつが500人…
分かりやすく言うと、2年前のウルージさんが500人です
これはヤバい…
笑う者達(プレジャーズ)
プレジャーズは人工悪魔の実の能力を得られなかった人達です
要はただのカナヅチ人間ですね
と、それだけで済めば良かったのですが、なんとハズレの実には副作用があり、悲しみや怒りの感情が無くなり、常に笑っている事しか出来なくなるのです…
人斬り鎌ぞうの正体がSMILEの失敗作を食べてプレジャーズとなってしまったキラーだったと判明した時の衝撃ったりゃとんでもないものでした
そんな奴らが百獣海賊団に何人いるのかと言うと、なんと4500人程いると思われます
ギフターズとプレジャーズの割合が1:9なので、500人のギフターズに対して4500人のプレジャーズがいるだろうという計算ですね
ただ、キラーは別として、コイツらは基本的に自らの意志で食べてるんですよね
だから同情の余地は無いです
問題はこの後
普通の悪魔の実は一口目にしか効果が無く、二口目からはただの不味い果実です
しかし、SMILEの失敗作は二口目以降も効果があり、しかも味も良いという
そこに目をつけたオロチがそれをえびす町にばら撒き、えびす町の人間は辛くても悲しくても笑う事しか出来なくなったんですね…
ほんと、悪魔の所業ですよ…
お玉ちゃんの能力
はい、ここで少し話が変わって今回のもう一つのテーマであるお玉ちゃんの能力を見ていきます
お玉ちゃんの悪魔の実の能力は、ほっぺたからきびだんごを出し、それを食べた動物を味方につけることができるという能力になります
ONE PIECEの世界には強い動物がたくさんいるので、それを味方に出来ればかなり強いでしょう
空島のノラ、シッケアール王国のヒューマンドリル、ルスカイナの動物たち…
そして、何より今回取り上げたいのは、このお玉ちゃんの能力は人間に効かないハズなのに、何故かギフターズに効くんですよね
これは一体どういう事なのでしょうか…?
実はこのお玉ちゃんの能力が通用するという事実こそがSMILEの正体を解き明かす鍵なんだと思います
SMILEの正体
さて、冒頭でも触れましたが、僕の考えはSMILEとは血統因子を書き換えてしまう果物なのではないかと言うことなのですが、何故このような考えに至ったかについて話しましょう
これはもう、スゴく単純な図式なのですが、お玉ちゃんの能力は人間には効きません
つまり、逆を言えばお玉ちゃんの能力が効くギフターズというのは既に人間ではない別の生き物になってしまっているという事です
これは相当恐ろしい事ですよ…
恐らくではありますが、食べる前と意識も変わってないでしょうし、会話をして意思疎通も出来るのに、相手は全く別の生き物なのですから…
ここで、じゃあ魚人とかはどうなるの?という疑問が湧いてくると思いますが、正直なところ現状では全くわかりません
ただ、恐らくお玉ちゃんが言う“人間”という括りに魚人とかの種族も含んでいいかと思います
プレジャーズに関しては正直分からないのですが、もしかしたらプレジャーズもきびだんごが効く可能性もあるかもしれません
つまり、姿は人間でも、プレジャーズも人間では無くなっているかもしれないということです
実際、我々の世界でも姿形はほとんど同じというぐらい似てるのに、生物学的に見ると全く違う生き物というケースは多々あります
まあ、そうなってくると流石にえびす町の人達が救いが無さすぎるので、プレジャーズは人間な気もしますがね
さて、今回はSMILEがメインの記事ではあるのですが、まだいくつかお玉ちゃんの能力で気になる点があると思うので、それらについての僕の見解を次の項目で話していこうと思います
お玉ちゃんの能力は動物系に効くの?効果はいつ切れるの?
はい、2つまとめてドーンと答えようと思います
この2つに関しては、作中で語られてないので、さっきの考察以上に僕の考えが強いのであしからず
まず、動物系に効くのかですが、率直に言って効かないと思います
というのも、やはり悪魔の実というのは科学だけでは再現出来ない超常的な力が働いてると思うんですよね
動物になれるのはまだしも、身体を炎にしたり雷にしたりをDNA弄るだけでできますか?
人の寿命を奪ったり、一度死んだ人間が魂となって帰ってきて蘇ったり、よくわからん部屋を展開してその中にいるものを好き勝手改造できますか?
という話です
ということは、動物系も何か超常的な力も働いて姿を変えれているのではないでしょうか?
となると彼らは人間ですのでお玉ちゃんの能力は効かなさそうです
ただ、残念ながら、その場合チョッパーはきびだんごが効いてしまうという事になります
チョッパーはヒトヒトの実を食べた人間トナカイですが、さっきの理論だと人間になっても元はトナカイなので効いてしまうんですよね…
逆にチョッパーに効かなかった場合は、チョッパーは人間になっているという事なので、他の動物系もその動物になっている=きびだんごが効くと思います
モモの助は何とも言えません
続いて、きびだんごの効力はいつ切れるのかです
これに関しては過去の悪魔の実の事を考えると答えは出るのかなと思います
お玉ちゃんの能力というのは悪い言い方をすれば洗脳に値すると思うのですが、過去に洗脳系の能力は二つ出てきています(メモメモは系統が違うと思ったので除外)
それが、ホビホビとカゲカゲです
ホビホビの能力は触れた人間をオモチャに変え、変えられた人間は能力者の命令に逆らえず、また人々の記憶から消えてしまうという、これまた大変えげつない能力でした
この能力を解く方法は一つで、能力者本人を気絶させる
という事でした
じゃあ、お玉ちゃんは気絶したら能力が解けるのでしょうか?
解けなかったんですね~、これが
ワノ国編一幕にてカイドウに襲われた際に、お玉はすぐに気絶してしまったがスピードが守ってくれたと言っています
そして、ルフィと話すスピードもお玉の事をご主人様と読んでいたので、ホビホビと違って能力者の気絶では解除されないようです
では次にカゲカゲの実を見てみましょう
カゲカゲは人の影を抜き取り、それを死体に入れると死体がその影の人格を持って動き出すという能力で、それに対して能力者は命令をする事ができます
そして、このカゲカゲの能力は本人が気絶しても能力は解除されず、本人の口から戻るように言わないと解除されないのです
そしてもう一つ、影が入った死体に塩を食べさせる事でも解除されます
これは、塩が能力者の弱点の海の力を持っているからだそうです
お玉ちゃんの能力も気絶して解除されないのであれば、こちらの可能性が高いのではないでしょうか
つまり、本人の口からお供は終わりと告げることで解除され、もしかしたら塩を食べさせたり、海に浸かると解除されるかもという事です
もちろんただの憶測に過ぎないのですが、何かしらの方法で解除出来ないと強すぎるのでこのあたりが有力かなあと思います
まとめ
という訳で、SMILEの正体考察と、ついでにお玉ちゃんの能力考察記事いかがでしたでしょうか?
考えれば考えるほど、シーザーとドフラミンゴとオロチのえげつなさが見えてきて漫画だと分かっていても恐怖を覚えます…
それでは次の記事でお会いしましょう!
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